スラマットソレー´_ゝ`)
キングでーす´_ゝ`)
少し前ですが、インドネシア・ジャカルタの中心部にあるGrand Hyatt Jakarta(グランドハイアットジャカルタ)のアフタヌーンティーに行ってきました。
ジャカルタに数あるホテルアフタヌーンティーの中でここに行く決め手となったのが、インドネシアの各地域をイメージしたスイーツ&セイボリーメニューだったから。
ジャカルタ!バリ!マラン!レンバン!などインドネシアを代表する地名が沢山。
景色も居心地も抜群で、インドネシアのお勉強にもなりました。
一度は行っておきたいアフヌン認定したのでレポします。
メニュー・値段は全て訪問当時のものです。※現在はメニュー変更済み
Grand Hyatt Jakarta とは?
アメリカに本社を置くホテルグループ・ハイアットホテルズアンドリゾーツコーポレーションのブランドの1つ “グランドハイアット” 。
今回のGrand Hyatt Jakarta(グランドハイアットジャカルタ)は、インドネシア・ジャカルタの超中心部 “タムリンエリア” に位置します。
高級ショッピングモール “Plaza Indonesia(プラザインドネシア)” に直結した高級ホテルで、入った事は無くとも外観だけ見た事ある人も多いハズ。
グランドハイアットジャカルタから道路を1つ渡ればGrand Indonesia(グランドインドネシア)というまた別の巨大ショッピングモールにも行けたり、MRT(地下鉄)の駅もすぐ近くにあったりと、とにかく立地最強のホテルとなります。
アフタヌーンティー予約
グランドハイアットジャカルタ公式HPに記載されているアドレスに英語でメールを送りましたが数日待っても返信は無し...
ホテルではなくアフヌンをやっているラウンジの方にメールしました。
仕方なくWhatsApp(LINEみたいなやつ)でグランドハイアットジャカルタにインドネシア語でメッセージを送ったら即レス!やっててよかったインドネシア語。
日付・時間・人数、あとは窓際の席のリクエストをしました。
MRT(地下鉄)でホテルへ
グランドハイアットジャカルタへはMRT(地下鉄) “Bundaran HI(ブンダラン・ハイ)駅” から歩いていけます。ということで上陸。
2019年3月に開業したインドネシア初の地下鉄はまだピカピカ。(今も延伸工事中!)
駅構内のインドネシアのコンビニ大手Alfamart(アルファマート)の小型店舗 “Alfa express(アルファエクスプレス)” もモノクロでシック。
外からはもちろん、直結する高級ショッピングモール “Plaza Indonesia(プラザインドネシア)” の中からもホテルに入れます。
ロビー到着。豪華絢爛という言葉をそのまま具現化したみたいな場所。
写真を撮っている方も多かったです(キング達も撮って貰った)。
3ヶ月程前に来尼されたデヴィ夫人もここで写真を撮っていました。
エルメスのテナントやレストランも色々入っててTHE☆高級ホテルといった感じ。
アフタヌーンティーはロビー真上にあるラウンジ “Fountain Lounge(ファウンテンラウンジ)” で頂けます。
Fountain Lounge でアフタヌーンティー
入り口・席
アフタヌーンティーの会場 “Fountain Lounge(ファウンテンラウンジ)” に到着。めちゃくちゃ広い。
席 is 最高
2人で訪問したのですが、席は4人余裕で座れます(頑張れば6人いける)。
写真右手はホテルインドネシアケンピンスキージャカルタ、そして噴水に囲まれたスラマットダタンモニュメント(歓迎の像)。
さらに噴水の後ろにはこれまた高級ホテルのマンダリンオリエンタルジャカルタが。
毎週日曜日に開催されるカーフリーデーでは、ここを歩く事が出来ます。
selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com
公式HPからメニューは見れますが、QRコードから読み取る事も出来ます。
実食
アフタヌーンティーセットにコーヒーもしくは紅茶が一杯付いています。コーヒーをチョイス。美味しい。
2人分(コーヒーor紅茶一杯ずつ込み)で358000ルピア(約3,500円)。安い...。
スイーツとセイボリー、それぞれインドネシア各地域をイメージしています。
まずはジャカルタ(左)、バリ(右)!!
ジャカルタはインドネシアの首都であり(移転予定だけど...)言わずと知れた大都会!初めてジャカルタに上陸して思うのは「こんなに都会なんだ」です。
高級ショッピングモールから市場や屋台街まで何でも集まる混沌とした雰囲気も魅力の一つ。
「ジャカルタって何があるの?」なんて言わせない。オススメスポットあり過ぎる。
そんなジャカルタからは “スモークビーフプロシュート、マロソルキャビアを添えたロティガンバン” 。
ロティガンバン(Roti Gambang)はジャカルタ先住民ベタウィ族の伝統的なパン。ゴマを詰めてシナモン風味付けした長方形の茶色のパン。
そして世界中から旅行者が集まるバリ。
インドネシアに馴染みがない人は「バリ島=インドネシアの島の一つ」の感覚がなく、「バリ島」という一つの場所として認識している傾向がある。
屈指の観光地バリからは “キャッサバの葉を添えたブルーチーズのビターバレン” 。
ビターバレンはオランダのファストフード。一口サイズのビーフクリームコロッケみたいなもの。インドネシアはかつてオランダに植民地支配されていました。
お次はバンドン(左)、アチェ(右)!
バンドンは “インドネシアの軽井沢” とも言われていて標高が高く涼しい。実際行った時めちゃくちゃ涼しくてびっくりした。
中国が作ったジャカルタ〜バンドンを結ぶ高速鉄道(日本でいう新幹線)がまさに開業したばかりで今後更に盛り上がりそう。
ちなみにこの高速鉄道、ジャカルタからたったの45分でバンドンに到着出来る。気になるけどまだちょっと乗るの怖い...。
今のところ車で2〜3時間かけて行くバンドンからは “トリュフとサンバルカチャン(ピーナッツチリソース)を添えたシオマイ” 。
シオマイ(siomay)はバンドンの名物料理。蒸した魚団子的なやつ。日本人の思う焼売とは別物。
アチェは地球最大規模と言われた津波被害が起こったスマトラ島沖地震の場所。
“ミーアチェ”というアチェのミーゴレン(インドネシア版焼きそば)は、インドやスリランカの影響を受けて太い麺とスパイシー風味が特徴です。
selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com
アチェからは “プラウン(中型エビ)とレムラードソースをのせた牛乳パン” 。
アチェの主要産業の一つにエビ養殖業がある。※エビアレルギーなのでサーモンに変更して貰いました。
そしてマラン(左)、テガル、チルボン(右)!
火の神が住むと崇められてきたブロモ山観光の拠点となるマラン。
かつてこの辺りで栄えたシンガサリ王国のシンガ(singa)=ライオンから、ライオンをシンボルとしている都市だとか。
マランからは “アップルタルト・タタン” 。
マランはインドネシアで1番有名なりんごの産地なんだそう。
お茶の産地で有名なテガル。
他にもテガルのソト(スープ) “サウトテガル(テガルソト)” という、タウチョと呼ばれるインドネシアの味噌を使ったソトがあるらしい。
テガルに詳しくないからこそ一度行ってみたい。
テガルからは “煎茶ピスタチオエクレア” 。
やはりお茶系スイーツでした。
チルボンはマンゴーの産地として有名で、インドラマユやマジャレンカ(共にマンゴーの産地)の近くに位置します。
他にも郷土料理に “ナシ・ジャンブラン(Nasi Jamblang)” というチークの木の葉の上に好きなおかずを乗せたものがある。ナシ・チャンプル(ご飯とおかずのワンプレート飯)の地方呼びみたいな感じ。
そしてチルボンと言えば中国文化の影響を受けた雨雲模様のバティック “メガ・ムンドゥン(Mega Mendung)” もとても有名。
selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com
チルボンからは “マンゴーオペラ” 。
まあアフタヌーンティーでナシ・ジャンブランは出てこないよな...
最後はシボルガ(左)、レンバン(右)!
シボルガはインド洋に面した小さな港町。
シボルガやメダンといった北スマトラ州には独自の文化や言語を持つバタック人と呼ばれる方々が住んでいるそう。
インドネシア5大観光地の一つである世界最大のカルデラ湖 “トバ湖” はバタック人の故郷と言われているらしい。
シボルガからは “ピサン・ゴレン(揚げバナナ)” 。
ピサン・ゴレンはインドネシア中で食べられており、シボルガでは “ピサン・ラキト(pisang rakit)” というらしい。
レンバンは先に述べたバンドンから北に1時間程の所に位置するので涼しくて過ごしやすい。
温泉、火山(タンクバン・プラフ山)、そしていちご狩りが有名。
レンバンからは “ストロベリーカスタードをのせたゼッポレ” 。
レンバンのイチゴをイメージしたのだろうけど、ゼッポレ(イタリア・ナポリ発祥の揚げシュークリーム)の方がメインっぽい味だった。
飲み物
アフタヌーンティーに付いてくるコーヒーだけでは足りず、追加でアールグレイ(68000ルピア(約650円))を注文。
同じ値段のスマトラブレックファーストも頼みましたが、こちらはなんか大ざっぱな味がして個人的に好みではなかった。残念。
まとめ
お手頃価格で最高の時間を味わえる。
広々とした席と優雅な景色。
アフタヌーンティー価格もかなりリーズナブルで、全て込み込みで2人で5〜6千円位でした。
普通のティータイムで訪れるのも良さそうです。
窓際は人気なので予約した方がベター。
今回のアフヌンは結構独特な味のメニューでしたが、インドネシアの知らなかった事を知る機会になりました。そしてインドネシアで行きたい所がまた増えてしまった。
メニューはちょこちょこ変わり、THE王道アフタヌーンティー!的なのもあったりするのでグランドハイアットジャカルタの公式HPを要チェックです。