インドネシアは常に夏

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頑張ってる女子の奮闘日記

年末年始を捧げてインドネシア語検定D級を一発合格してみた③問題分析 / 文法解説

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こんにちは´_>`)

キングです´_>`)

 

 

インドネシア語検定D級ってどんな問題が出てくるの〜?

 

 

D級を受ける人なら誰しも思う事だと思います。私も思いました。

今回はインドネシア語検定D級の問題を分析、そして出題される文法を解説していきます。

 

 

前回までの記事はこちらからどうぞ。

 

selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com

 

selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com 

 

インドネシア語検定D級はE級より試験時間が増え、少しレベルも上がります。でもしっかり対策しておけば大丈夫です。

逆を言うとE級の勉強感覚で挑むと合格は難しいです。

 

 

出題傾向を一緒に確認しましょう!

 

 

 

 

 
 
 
 

【Ⅰ】長文

 
 
まずは長文です。
 
 

過去問だけではカバーしきれない、インドネシアの地名や知識が出てきたりします。

それは分からなくても大丈夫なので文章全体が何の話をしているのかざっくりと頭に入れる感じで一度読みます。

 

 

穴埋め

 

 

主に前置詞と接続詞が出てきます。

 

 

E級レベルの dengan (ドゥンガン/〜と一緒に)sambil (サムビル/〜しながら) 、そしてD級レベルの walaupun (ワラウプン/〜だけれども)sebagai (スバガイ/〜として)等が出てきます。

 

 

ほとんどが過去問2回分で覚えたやつだ〜

 

 

同義語・反意語

 

 

形容詞が多い印象。

 

 

encer (エンチェル/水っぽい)⇆ kental (クンタル/濃い)等。

日頃から反意語がありそうな単語の時は調べる癖をつけましょう。

 

 

インドネシア語の同義語・反意語でネット検索すると、まとめてくれてる人がいますよ〜

 

 

単語の日本語訳

 

 

2単語で組み合わさっているのを聞かれる事が多い。

 

 

gedung olahraga (グドゥン オラーラガ/体育館)の gedung (グドゥン/建物)はE級にも出てきた単語です。

片方だけ確実にわかる単語があったら想像を膨らませて、選択肢を消去法で正答率を上げましょう。

 

 

長文全体の内容の質問

 

 

質問・答え(4択)、全てインドネシア語です。

 

 

質問文に疑問詞があったら見逃さないように。

意味が分からなかったら、質問文を長文の中から探しましょう。

 

 

最終手段、同じ単語を長文の中で探しまくる!

 

 

 
 
 
 

【Ⅱ】関連のない語句を選ぶ

 
 
4単語の中から仲間外れを選ぶ問題です。
 
 
全部の単語を知っている事はまず無く、過去問でどうにかなるレベルでも無いです。
 
私は合ってたらラッキーレベルだったので、特別対策はしていないです。ここはあまり悩みすぎると時間がもったいないです。
 
 

 

 
 
 
 

【Ⅲ】小問①

 
 

単語の綴り

 
 
日本語→インドネシア語の際の正しい綴りを選びます。(4択)
 
 
選択肢が似たような綴りばかりなので、正直全然分かりません。
私は直感で選びました。
 
 

穴埋め

 
 
インドネシア語の短文を完成させる問題です(4択)。
 
 
動詞・形容詞の単語力を必要とします。
知っている単語から初めて聞く単語まで様々。穴埋めの前後の単語にも注目し、とにかくわかる単語を探しましょう。
 
 

反意語

 

 

ここでも出てくる反意語。

kaya (カヤ/金持ち)⇆ miskin (ミスキン/貧しい)のように、片方は知っていても反意語が分からない場合が多いです。

 
 

kayaはE級にも出てきたがmiskinは知らなかった.....日頃から調べる癖が大事!

 

 

単語の日本語訳

 

 

インドネシア語の単語の意味を聞かれる問題。

 

ある年には sarapan (サラパン/朝食)が出てました。

 

 

朝食は “makan pagi(マカン パギ)” しか頭に入ってなかった。さすがD級。

 

 

 
 
 
 

【Ⅳ】小問②

 

 

穴埋め

 

 

インドネシア語の短文を完成させる問題です(4択)。
 
 
接続詞・前置詞・疑問詞の単語力を必要とします。
 
 
前後の単語力も必要ですが設問の数が多く、過去問2回分に出てきた単語をきちんと覚えていれば点が取れる部分です。
 
 

ここは確実に点を取りたい箇所!過去問の選択肢全ての単語を覚えましょう!

 

 

2文を1文にする

 

 

インドネシア語の2文をくっつけて1文にする問題です。

 

 

1文にするという事で接続詞・前置詞の単語力が必要です。

 

こちらも過去問に出てきた単語をきちんと覚えておきましょう。そして1文にした時の日本語訳が、2文の時と同じ意味になっているか最後に確認しましょう。

 

 

複数を表す語句

 

 

複数形になっている語句を選ぶ問題です。

 

 

インドネシア語は、同じ単語を重ねる事で複数を表現出来ます。

ex)buku-buku(ブク-ブク/本(複数))

 

この設問で注意したいのが同じ単語を重ねて1つの単語になる場合もあるという事です。

ex)cita-cita(チタ-チタ/将来)、abu-abu(アブ-アブ/灰色)等。

 

 

この2つを見分け、複数形を選ぶ問題です。

以前、過去問の別の設問の単語が、翌年のここの設問になっていたりもしたので過去問に出てきた単語は全て覚える勢いが良いです。

 

 

接頭辞ber

 

 

接頭辞ber(ブル)の意味を見分ける問題。

 

 

インドネシア語検定D級文法の代表格「接頭辞ber」

「接頭辞ber」は複数の意味を持っており、聞かれたberの意味を持つ短文を選ぶ問題です。

 

 

接頭辞 ber

 

① ber + 名詞「名詞を“持っている”」

ex) Saya berkeluarga lima orang.

(私は5人家族を持っています。(5人家族です。))

※keluarga (クルアルガ/家族)

 

② ber + 名詞「名詞を“着る、乗る、利用する”」

ex) Hari ini saya bersepatu tinggi.

(今日私は高い靴を履いています。)

※sepatu(スパトゥ/靴)

 

③ ber + 名詞「名詞を“出す”」 

ex) Tangan Rina mulai berkeringat karena sangat gugup.

(とても緊張しているので、リナの手は汗を出し始めた。)

※keringat(クリンガット/汗)

 

④ ber + 名詞「名詞を“行う、する”」

ex) Saya berolahraga setiap hari untuk kesehatan.

(私は健康の為に毎日運動をする。)

※olahraga(オラーラガ/運動)

 

⑤ ber + 数詞「“〜(数詞)人で、〜(数詞)個の”」 

ex) Kami berdua pergi ke restoran untuk makan siang.

(私達は昼食の為に2人でレストランへ行きます。)

※dua(ドゥア/二)

 

⑥ ber + 数詞の繰り返し「“〜(数詞)人もの”」

ex) Beratus ratus orang pergi ke restoran itu.

(何百人もの人がそのレストランに行く。)

※ratus(ラトゥス/百)

 

⑦ ber + 形容詞「形容詞の“状態”」

ex) Saya bergembira dengan kedatangan beliau di pesta ini.

(私はこのパーティーにあの方が来て嬉しい。)

※gembira(グムビラ/喜ぶ)

 

 

 

接頭辞berは意味が何種類もありますが出てくる度に調べるクセをつければ慣れていきます。

 

 

長文にも出てきたりします!

 

 

並び替え

 

 

単語を並び替えて短文を作る問題。

 

 

文の基本となる疑問詞・主語・述語をまずは組み立てましょう。

修飾される形容詞の意味が分からなくても、基本を組み立てられれば点は取れます。

 

 

文を区切る

 

 

短文を適切な箇所で区切る問題。

 

 

関係代名詞や形容詞、名詞で修飾されまくった巨大な主語(主部)と、述語を区切る問題が多い印象。

 

ex) Wanita cantik yang memesan tas hitam dan kebaya biru tua itu / istri siapa ?

(あの黒いバッグと紺色のケバヤ*1を注文した美しい女性は / 誰の奥さんですか?)

 

 

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ケバヤ(Kebaya) / Wikipediaより

 

 

問題文にケバヤが出てくるのが何ともインドネシア語検定っぽい!次の試験では着ていこうかな。 (どこに売ってる?)

 

 

 
 
 
 

【Ⅴ】インドネシア語短文→日本語訳 / 日本語短文→インドネシア語

 
 
インドネシア語と日本語の短文を、それぞれ日本語とインドネシア語に訳す問題です。(4択)
 
 
筆記の最後はインドネシア語訳と日本語訳です。
全ての単語の意味がわからないのは当然なので、文のベースとなる主語・述語を明確にしましょう。
 
 

血眼で覚えた接続詞・前置詞も、ここでとても役に立ちます!

 

 

 
 
 
 

リスニング

 
 
E級では5問だったリスニングもD級では倍の10問になります。
 
 
E級では何となく頭に入っていたら解けていた単語も、瞬時に意味が分からないと厳しいです。
 
難しい単語というより基本的な単語(接続詞・前置詞・疑問詞)は耳に入ってきたら即座に意味が出てくるレベルにしておきましょう。
 
 

数字も同様!数字の問題は99%出てきます!

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

過去問2回分の単語は全て覚えるレベルで勉強する。

 

 

私がD級を受けた時、過去問の長文で覚えた単語がリスニングで出てきました。

 

キング個人の考えですが、試験を作る人達も人間.....

過去の試験の難易度と合わせる為にはきっと過去問ベースで問題を作っている.....ハズ.....

 

 

過去問が公式HPから購入出来るので、それもあるのかな?知らんけど。

 

 

ただ過去問には解説が一切ないので単語や文法を調べたり覚えたりするのに、追加教材を購入しても良いと思います。

 

 

メインは過去問、補助で追加教材と上手く使い分けましょう!

 

 

後はモチベを上げる事。次のC級に向けて頑張ってます。

 

selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com

 

 

 
 
 
 

インドネシア語検定E級の記事

 

 

selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com

 

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*1:東南アジアの国々の伝統的な女性の衣服