スラマットソレー ´_ゝ`)
キングでーす ´_ゝ`)
いきなりですがインドネシアでお茶(Teh/テー)を飲んだことはありますか?
インドネシアのお茶を初めて飲んだ時の感想は「甘ッッッッ!!!」。
そうです。甘い物が大好きなインドネシア人は、なんとお茶にも砂糖をドバドバ入れます。
そんなインドネシアの甘いお茶で超絶有名なのが、SOSRO(ソスロ)社から販売されている “Teh botol(テーボトル)” です。
砂糖が入った甘いジャスミンティーです。
日本でよく飲まれる中国のジャスミンティーとは違う味で、ベースの紅茶(ジャワティー)にジャスミンの香りをつけた飲み物です。
Teh Melati (テームラティ)はインドネシア語でジャスミンティーの意味
インドネシアではこのジャワティーベースの甘いジャスミンティーが定番で、色々なメーカーから発売されています。
今回は、国民的人気を誇るソスロ社のTeh botolをレポします。
インドネシアの紅茶事情
インドネシアは日本と似ていて、お茶(インドネシア語で「Teh(テー)」)を飲む文化があります。
全世界で見ると、インドネシアはお茶の生産国として7番目。
インドネシアがまだオランダの植民地だった1728年に、オランダ政府によって中国のお茶が持ち込まれ、インドネシアのジャワ島でお茶の栽培が開始されました。
それ以来、インドネシアでお茶を飲む習慣が根付いたと言われています。
インドネシアで多く生産されているのは紅茶、つまりブラックティーです。
インドネシアの紅茶は「ジャワティー」と「スマトラティー」の二種類。どちらもクセや渋みが少なく飲みやすい。
インドネシア人が普段飲んでいるお茶は、ジャスミンの香りを付けた紅茶。
インドネシアのレストランでお茶を頼むと、このジャスミンの香り付け紅茶に砂糖が入った状態で出てきます。
Teh botol とは?
インドネシアの大手飲料メーカーの1つであるPT. SINAR SOSRO(ペーテーシナールソスロ)社のブランド “Teh botol(テーボトル)” 。
紅茶(ジャワティー)ベースの甘いジャスミンティーで、インドネシアでは知らない人はいないと言われている国民的飲み物です。
日本の「おーいお茶」、フランスの「オランジーナ」、インドネシアの「テー・ボトル」みたいなポジション。
インドネシア語で「瓶入りのお茶」を意味する「Teh botol(テーボトル)」は、その名の通りインドネシアのワルン*1等で瓶にストローを刺して提供されるそうです。
最近はペットボトルや紙パック、缶でも発売されています。
種類
SOSRO社のHPを覗いてみると、Teh botolは全部で3種類あるようです。
- ORIGINAL:加糖
- LESS SUGAR:低糖
- TAWAR:無糖
加糖のORIGINALはかなり甘いとの意見をチラホラ見かけました。
そして無糖のTAWAR(タワル)は、ここ3〜4年の間に新しく発売されたようです。甘い物大好きインドネシアもようやくヘルシー志向になってきたのでしょうか。
スーパーヘ買い出し
スーパーのTeh botolの売り場へ行ってみました。
キングが行った時はペットボトルと紙パックのみで、瓶や缶はありませんでした(´・ω・`)
値段は紙パック200ml〜250mlが約3,000ルピア(約24円)、ペットボトル450mlが約6,700ルピア(約52円)でした。
大容量1リットルの紙パックも約9,600ルピア(約75円)で買えちゃいます!安い!!最高!!!
安いからといって買いすぎて、好みじゃなかったらもったいないので今回は紙パック2本(ストロー付き)を購入。
「インドネシアのアイスティーは激甘」の噂を確かめるべく、今回TAWAR(無糖)は試しませんでした。
実飲〜Teh botol × マクドナルド〜
日本でマクドナルドと一緒に頂きます。
インドネシアのマクドナルドでは、Teh botolがメニューにあるので。少しでもインドネシアの気分を味わいます。
しょっぱい物には甘い物が合いますよね!
ストローの指し口が少し緩めでフィット感弱め。強く握ると隙間から溢れてくるので注意して下さい。
ORIGINAL
甘いけど思ってたよりも甘くなくて美味しい。
甘い甘いと聞いていて、海外の飲み物だし、どれだけゲロ甘なのかとドキドキしていましたが美味しいです。
紅茶の風味が豊かで、ほんのりジャスミンの香りが鼻に残る、ガムシロ多めのアイスティーの味。
これは女子が好きなやつですね〜。
しょっぱいポテトととても良く合います。冷やして飲んだ方が美味しいです。
LESS SUGAR
名前の通り甘さも減るが、若干紅茶の味も減る。
ORIGINALの味がしっかりしてた反動なのか、LESS SUGARは全体的に味が薄くなった気がしました。
ケーキ等の甘い物と合わせるとちょうど良いのかもしれませんが、紅茶感を求めるには少し物足りないかもしれません。
インドネシアのLESS SUGARのアイスティーなら、個人的に「Teh pucuk HARUM」の方が美味しいなと思いました。
selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com
まとめ
ジャスミンの香りはするものの、紅茶ベースだけあって紅茶感強めです。
日本ではあまり飲む事が出来ない味だと思います。
この甘さがインドネシア特有の気候や料理に合うそうなので、やはり現地で飲むのが1番美味しく感じられそうです。
SOSRO社のTeh botolはインドネシアでとても有名なので是非一度お試し下さい。