スラマットマラムー ´_ゝ`)
キングでーす ´_ゝ`)
以前シンガポール旅行に行った時
selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com
肉骨茶(バクテー)の有名店、黄亞細肉骨茶(ンーアーシオバクテー)の本店へ行ってきました。
「バクテー」とは骨付きの豚肉を生薬やニンニクと一緒に長時間煮込んだシンガポールやマレーシアの名物料理。
久し振りに食べたけど美味すぎた!!他のお店のバクテーに比べて味が濃厚なのがお気に入りポイント。
シンガポールを訪れた際はリピート必須の名店です。レポします。
メニュー・値段は訪問当時の物です。
肉骨茶(バクテー)とは?
シンガポールやマレーシアの名物料理として有名な肉骨茶(バクテー)。
スペアリブ等の骨付きの豚肉を、生薬やニンニクと一緒に長時間煮込んだ料理です。
柔らかいお肉とスープが絶品で、白いご飯や油条(ヨウティアオ/中国の揚げパン)と一緒に食べます。
油条はスープに浸して食べるヨ!
昔、中国大陸から来た労働者が力をつけるため、朝食にバクテーを食べたと言われている位にスタミナ満点!
ちなみにバクテーは大きく分けて2種類あります。
クアラルンプールでマレーシア式バクテーを食べましたが
selalumusimpanasindonesia.hatenablog.com
個人的にはシンガポール式バクテーの方が断然好み!濃厚バンザイ!!
マレーシア式は美味しいんだけど少し物足りない...
黄亞細肉骨茶とは?
シンガポールに多数あるバクテーのお店の中でも有名な黄亞細肉骨茶(ンーアーシオバクテー)。
シンガポールの有名な料理人Ng Mui Song氏が1955年、現在のクラークキー(かつては倉庫街だったシンガポール川沿いのレストランやカフェが集まる商業地区)で独特の潮州スタイルのバクテーを提供し始めたのがスタート。
彼の息子の名前Ng Siak Hai氏のニックネームNg Ah Sio(ンーアーシオ)が店名になったそう。って店の名前、創業者の息子のニックネームやったんかーい!
今回行ったRangoon Road(ラングーンロード)店が本店のようで、あとは最近出来たClarke Quay Central(クラークキーセントラル)店があります。
マリーナベイサンズ店は恐らく閉店した...?
本店ラングーンロード店に訪問
行き方
1番近いのはバス停・Kentish Lodge(ケンティッシュ・ロッジ)。バス停から歩いて2分程で着きます。
あとはお店のすぐ近くに駅は無いので(1番近くて地下鉄ファーラーパーク駅から徒歩10分位)、車で直接行くかになります。
このラングーンロード通りには、他にもバクテーのお店が多数!
バス停から歩いてすぐですが、信号の無い道路を渡るので車に注意!
ビルの1番左にあるお店です。
到着!そしてバクテーではない独特な匂い(かなり強烈)がすると思ったら...
隣のドリアン屋さんの匂いでした。シンガポールは街の至る所でドリアンが売られていますが地下鉄に持ち込むと罰金なので注意。
入店
コロナ中に(?)改装したようで前回来た時より綺麗になってました。
改装前は昔ながらの食堂って感じだった。トイレも綺麗になって嬉しい。
お店にドアはなくオープンスタイル。でも虫は全くいませんでした。
夜になると風が気持ち良いです。
メニュー・テーブル周り
昔はメニューが置いてあったのですが、今はQRコードでメニューを読み取り、そのまま注文まで出来ます。
おしぼりは全く変わっていませんでした!
ティッシュは置いてないので持参しましょう。食べてると鼻をめちゃくちゃかみたくなります。
カトラリーはテーブル横の引き出しの中。
甜醤油(テンジャンユ)は醤油に八角(はっかく)、桂皮(けいひ)、陳皮(ちんぴ)の風味、甘味を加えた中華風の醤油加工品。
実食
注文した物が一気に運ばれてきました。
Premium Loin Ribs Soup(プレミアムポークリブスープ)/10.80シンガポールドル(約1,300円)
胡椒とニンニクの効いた濃厚スープが移動疲れの体に染み渡って最高過ぎる!スープの味を吸ったホロホロ肉も箸が止まらない!!白米もめちゃくちゃ進む!!!
1人1つ頼んだプレミアムバクテー。絶対1人1つ頼んだ方が良いし必ず食べて欲しい。
なんとスープは減ってくると継ぎ足してくれるので常になみなみそして熱々のスープが飲める!
ガンガン飲んでいきましょう。
Fried You Tiao(揚げヨウティアオ)/2.00シンガポールドル(約230円)
スープに浸してふにゃふにゃになったのを食べると美味しい。揚げパンの油と濃厚スープが超絶マッチ!
単体で食べると揚げパンって感じでそれはそれで美味しいけど、やはりスープに浸すと味が付いて美味さ増大。
白米も頼んだのに油条も頼んでしまった。欲張り。
Teochew Style Braised Pig's Trotter Rice(潮州風豚足煮込みご飯)/6.80シンガポールドル(約760円)
豚足だけどお肉が柔らかくて食べやすい。煮込んだ肉をかけたご飯なんて美味しいに決まってる。
台湾のルーローハン(煮込み豚肉かけご飯)に似ている。卵も乗っていて満足感もとても高い。
白米も油条も頼んで更にコレ。この3点同時注文は毎回やってる。
Blanched Xiao Bai Cai in Garlic Oil(ガーリックオイル味の湯通しチンゲンサイ)/4.80シンガポールドル(約540円)
チンゲンサイの歯応えとガーリックオイルの味付けがたまらない!
葉物×ニンニクが大好物なので、中華を食べに行くと必ず頼んでしまう。
Aged Pu Er(プーアール茶)/3.80シンガポールドル(約440円)
「陳年」は「古い」や「長い年月を経た」の意味があります。年代物のプーアール茶だ〜!
とにかく茶器を温めたりお茶に浸したりしてました。
お湯もガンガン足せるので永遠に減らないと思う位の量あります。
Mineral Water 50CL(ミネラルウィーター500ml)/1.80シンガポールドル(約200円)
暑すぎて温かいお茶だけじゃ無理だった...冷たい水最高!
水のラベルにも記載されているJUMBO GROUP(ジャンボグループ)はシンガポールに拠点を置くレストラン運営会社です。
今回のンーアーシオバクテーや、日本にも進出しているシンガポール・シーフード・リパブリック等のレストランブランドを抱えています。
シンガポール・シーフード・リパブリック銀座は、11階の席から東京交通会館が見えたりして眺めが良い♪バクテーの他にもチリクラブやシンガポールスリングもあります!
2人たらふく食べてお会計はサービス料・消費税込みで52.98シンガポールドル(約6,100円)でした!安過ぎる!!
その他
壁には茶器がディスプレイされていたり
ンーアーシオバクテーの歴史が学べます。
2010年にJUMBOグループがンーアーシオバクテーを買収しているようです。
お家で作れる潮州風バクテーの素やチリクラブペースト、お菓子のチリクラブスティックも販売されています。
無料のレシピカードは飾っておくだけでも良い...
まとめ
数あるバクテーのお店の中でもイチオシ!
シンガポールには他にも美味しいバクテーのお店が色々ありますが(インドネシアにも進出しているソンファ・バクテーとか有名)、個人的にンーアーシオバクテーは特にお勧め!とにかくスープの味が忘れられない美味しさ!!
フライト後や1日観光で歩き回った後の疲れた身体に是非注いで欲しい。
ニンニクの匂いがあるので次の日は少々注意!