スラマットマラムー ´_ゝ`)
キングでーす ´_ゝ`)
池袋で “まるで中国” のディープなフードコートに行ってきました!
「友誼食府(ゆうぎしょくふ)」です。
池袋西口(北)の雑居ビルの4階に中国や台湾の屋台が広がり、中国語が飛び交う空間で中国欲が満たされたのでレポします。
友誼食府とは?
池袋西口(北)からすぐの雑居ビルの4階にある「友誼食府(ゆうぎしょくふ)」。
中国食品を取り扱う専門店「友誼商店(ゆうぎしょうてん)」併設のフードコートです。
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中国各地の地方料理や小吃(シャオチー)と呼ばれる中国の軽食が食べられ、働いている人も中国や台湾の方なので、本場さながらの味と雰囲気です。
色んなお店で買った物を一度に食べれるのが屋台っぽい!席は広くは無いですが、めちゃくちゃ狭いとかでも無いです。
行き方
東京の繁華街・池袋駅の西口(北)に進んで下さい。
20b出口を地上に上がり、道路を渡ったらスグのビルです。
全然関係ないけど、同じビルのカラオケがパンダwww
エレベーターで4階まで上がると中国でした。
支払いが独特
お店の紹介の前に、友誼食府の独特な支払い方を説明します。
お店に現金払いではなく、まずはカードにお金をチャージして、それを使って店舗で支払いをします。
カードへのチャージ方法は2通りあります。
- チャージ式のカードを作る(無料)
- 各店舗で貸し出してくれるカードを使用する
キングは2で支払いをしました。
店舗で料理を注文すると「○○円チャージして来て下さい。」とカードを渡されます。
店舗ごとにカードがあるので、複数店舗で注文したキングは、料理注文→カードチャージ→支払いを繰り返す感じでした。
充実の6店舗
友誼食府には全部で6店舗が出店しています。
調べて分かった範囲内で順番に紹介していきます。(漢字が全然出てこない...)
本当は各店舗一品ずつ食べたかったけど、3店舗でお腹いっぱいになってしまった(´;ω;`)
ちなみに飲み物はセルフの水か、隣の友誼商店で購入した物が持ち込み可となっております。
友誼早餐
まずは「友誼早餐(ゆうぎそうさん)」中国の朝食の店です。
「早餐(ザオツァン)」は中国語で “朝ごはん” を意味します。
- 烙饼(ラオピン)...中国のパンケーキ
- 現磨豆漿(トウジャン)...挽きたて豆乳
- 双黄なんちゃら蛋...恐らく卵の何か
- 現炸油条(ヨウティヤオ)...揚げたての中国の細長い揚げパン
- 新鮮大肉包(ロオパオ)...新鮮な大きい肉まん
- 新鮮花巻(ホアジュアン)...新鮮な花びらの形をした中国の蒸しパン(馒头の一種)
- 茶叶蛋/茶葉蛋(チャーイエダン)...お茶の葉で煮た中国の煮卵
- 馒头(マントウ)...中国の蒸しパン
一早添活力=早朝に活力を加える
香辣妹子
次は「香辣妹子(シャンラーメイズ)」中国/四川料理の店です。
東京・北区にあるお店が出店しています。
ここでは「口水鶏(コウシェイヂィ)=よだれ鶏」を頼みました。麺無しだと600円。
四川料理の一つで、茹でた鶏肉を唐辛子や山椒、ラー油の入った辛いタレで食べる冷菜です。
辛さは調節してくれます。山椒の効いた程良い辛さのタレと鶏肉とのハーモニーが最高です。熱々のご飯にかけて食べたい。洋服に飛ばない様にだけ注意。
他にも気になるメニューが沢山。
- 担坦麺(ダンダンミェン)
中国四川省発祥の麺料理。ひき肉やザーサイを細かく切って炒め、辛みの強い味付けにした物を茹でた麺にかける。
- 甜水面(テンスイメン)
四川式絡めソバ。茹で麺に甘辛ソースをかけた混ぜ麺。
- 鶏湯麺(ジータンメン)
鶏ダシ白湯*1のまろやか麺。
- 酸辣粉(サンラーフン)
極太春雨の激辛料理。四川省重慶市の郷土料理。通常の数倍はある太い春雨を、ラー油、黒酢ベースの汁で食べる激辛料理。
- 粉蒸肉(フェンヂョンロウ)
豚バラ肉の米粉蒸し。中国全土で食べられるポピュラーな料理の一つ。豚肉とじゃがいもに米粉をまぶして蒸したもの。米粉によって旨味が閉じ込められ濃厚な味わいで、四川省では米粉に豆板醤*2を加えたピリ辛な味付けが人気。
哈尔滨熟食
四川料理の隣にあるのが中国/東北料理の店「哈尔滨熟食(ハルビンシュウシー)」です。
ハルビンは中国東北地区・黒竜江省の省都。“極東のパリ”と呼ばれているそう。
- 醤鶏爪(ジャンジージュア)
鶏の爪の醤油煮込み。通称“もみじ*3
- 松仁小肚(ソンレンシャオドゥ)
ハルビンにある老舗東北料理店「正陽楼」で創案された肉製品。豚肉を豚の胃に詰めた食べ物。松の実の香りがする。脂身はあるが油っこくない。
- 大拉皮(ダーラーピー)
春雨の一種。東北地方で有名な食材。
- 猪皮冻(ジューピードン)
豚肉の皮の煮こごり。コラーゲンたっぷり。
- 酸菜(スヮンツァイ)
中国東北白菜から作る冬季用の漬物。
- 烩酸菜(ホイスヮンツァイ)
酸菜と豚肉を煮た料理。
滙豐齋
奥に行くと台湾料理の店「滙豐齋(えほうさい)」があります。
東京・目黒区にあるお店が出店しています。
ここでは「ルーローハン」を頼みました。700円。
台湾料理の中でも人気の高いルーローハンは、“煮込み豚肉かけご飯”です。
豚肉を刻んでショウガ、ニンニク、八角などの香辛料とともに甘辛く煮込んだ肉そぼろを煮汁と共にご飯にかけます。台湾のローカル飯です。
ルーローハン大好き!甘辛いお肉は本当にご飯がすすむ進むSUSUMU!
他にも台湾の夜市で見かけるメニューが食べれます。
- 葱油餅(ツォンヨゥピン)
台湾のネギ入りパンケーキ。台湾夜市の定番。
- 愛玉冰(オーギョウビン)
台湾で有名なデザートのレモンゼリー。
- 刈包(グアバオ)
台湾式ハンバーガー
- 臭豆腐(チョウドウフ)
台湾夜市の定番。発酵食品の一種。豆腐を植物性の発酵汁(タケノコや冬爪(とうがん)、台湾にしかない野菜類を発酵させた物)、灰汁(あく)に漬け込んだ物。
- 鶏排(ジーパイ)
台湾フライドチキン。数種類の香辛料をミックスした五香粉(ウーシャンフェン)で味付け。日本のフライドチキンよりスパイシーな味。
- 排骨飯(パイクーファン)
日本でいうトンカツ的な存在。排骨は豚のスペアリブのこと。
大沪邨
上海料理の「大沪邨(ダウツン)」という店です。
同じ東京・池袋にある店舗が出店してます。
- 盐水鴨/塩水鴨(イエンシュイヤー)
南京ダックと呼ばれる。南京名物の塩味の淡白な鴨料理。北京ダックがパリパリに焼かれた皮を食すのに対し、南京ダックは塩味の効いたジューシーな肉厚。
- 小龍湯包(シャオロンタンバオ)
小籠包を少し大きめにして甘めのスープがたっぷり入っている。せいろで蒸して作る小さい包子*4である小籠包の中の一種。
- 月餅(げっぺい)/豆沙核桃(ドウシャーフゥタオ)
中国のお菓子 “月餅” の “こしあんくるみ” 味。
- 上海蟹売黄(シャンハイシエマイホワン)/蟹売黄酥餅(シエマイホワンスービン)
甘じょっぱいあん入りのパン
「蟹売黄酥餅」は上海のお土産で有名なようです!上海行った時に知ってれば良かった(・ω・`)
三宝粥店
最後は大連風点心*5や小吃*6そしてお粥の店の「三宝粥店(さんほうかゆてん)」
友誼食府からすぐ近くにあるお店が出店しています。
ここでは「煎餅果子(ジェンビングオズ)」を頼みました。500円。
“中華風クレープ” と言われていますが、どちらかというと “中華風お好み焼き” な感じがしました。
注文してから焼いてくれます。
ソーセージも入ってて食べ応えめちゃくちゃあります!!
他にはシェアしやすそうな点心や、写真撮り忘れましたがお粥の種類がエグいそうです。
- 蒸餃(ゼンジャオ)
蒸し餃子
- 糯米鶏(ローマイガイ)
鶏肉入りチマキ
- 咸水角(シェンスイジャオ)
五目肉餡入り揚げもち。広東語では “ハムスイコー” と読む。
- 韮菜盒子(ヅゥツアイホーズ)
卵&ニラ入りパイ/中華風お焼き
まとめ
まだまだ食べたい物が沢山あるので再訪必須。
帰宅して色々と調べてみると、“コレも食べてみたい” “アレも食べてみたい” が続出。
3店舗食べてみて、比較的日本人でも食べやすい味付けだった気がしますが、三宝粥店は少し現地の味が強い気がしました。
四川料理は辛さ抑えめもしてくれるので、辛いのが苦手な人は最初に申告しましょう!
ちなみに端から端までそんなに広くないので色んなお店で注文しやすいです。
席はいっぱいになりやすいですが、軽食なので少し待てば空いたりします。
中国の食の知識がグッと上がるのでとりあえず行きましょう!!
※そして2021年6月、このビルの2階に新しい中華フードコート「食府書苑(しょくふしょえん)」が出来ました!そちらとハシゴもオススメです。
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